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終活ってどういうものなのか

家族の有り様

なぜ、終活というものが囁かれるようになったのでしょうか。原因の1つとして、家庭の在り方が変わってきたことが挙げられます。
昔は家庭といえば何世代かの親族が一同に集まり、大人数で暮らしているのが一般的でした。しかし時代の移り変わりに伴い、1世代毎の少単位で成り立つ家庭が増え、また近所付き合いも随分と希薄になってきています。家庭の核家族化といえば、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今までの時代では、死とは「家庭のもの」であり「近隣のもの」であったのですが、その規模が「個人のもの」へと変わってきているのです。
それに伴い、人の考えも「家族や周囲に迷惑をかけないように」という考え方に変わり、人生の終わりに準備をしておこうという考えが広まりました。

生活への不安

終活が広く浸透するようになった原因のもう一つが、社会の在り方の変化と言えます。
平均寿命が年々延びるなか、老後の蓄えや生活についての不安というものが高まってきています。
どのように死を迎えるかを考え、向き合い、事前に準備をすることで、遺された家族に負担をかけないようにと準備をし始めたのが終活の始まりでした。そういった意味でいえば終活は、遺された大切な家族への思いやりの心から生まれたと言えるでしょう。
また、老後をいかに健やかに暮らすかというのが1つテーマとなりつつあり、人生の締めくくりをどのように迎えるかを考え、準備することで不安をなくし、残りの時間を前向きに生きようとする思考が浸透してきています。


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